身延線・モハ62系電車製作記録(7)

6.塗装(下回り)

やっと塗装することにしました。

いつものように黒染めです。
日光モデルの車輪をそのまま使用します。
車軸は美しいメッキでピカピカです。逆にこれが玩具っぽくみえてしまいます。
車軸を塗装すると電気回路の一部として不都合があるかもしれないので黒染めします。
排障器は塗装がハゲやすいので黒染めとしています。


久しぶりの塗装です。
分解できる車輪は爪楊枝に挿しています。いずれも踏面だけマスキングゾルでマスキングしています。


車輪を塗装するだけでずいぶんよくなります。

半ツヤの黒で塗りましたが、台車は全検あがりのようなピカピカな状態になりました。


小物パーツも塗装します。
特に押込みベンチレーターは屋根から浮いているため底の部分の塗装もしようと思い、爪楊枝に載せて浮かせています。


クハの水タンクは当初黒にしようと思ったのですがFRP製であるのとアクセントになると思い、少し暗めのグレーにしました。


むかし野田阪神のホビーメイトオカへ行くと、店先で岡さんがよく塗装をしていました。今でも変わらずやっているかもしれませんけど。
岡さんは2mmの真鍮線にダイスでネジを切り、これを車体アングルや床板の2mmネジ穴にねじ込み、塗装時の手持ちにしていました。
岡さんはこれだけでは終わらず、塗装が終わったら店内の天井にあるロープにこの手持ちを引っ掛けて塗装の乾燥をさせます。
ホビーメイトオカの店の入り口付近天井には塗り終えた電車がたくさんブラさがっていたものです。
これを自分もやってみることにしました。

写真はシールプライマリーを塗装して乾燥させているところです。
この写真で阪鉄車輌の場所が特定化されてしまうかもしれません。


抵抗器を塗り分けてみました。

実物のブレーキ配管の赤いコックが目立つので目立たせてやりました。

’07.09.17
クハ66はやっぱりホロありが、かっこえぇなぁ。(奥に見える正面パーツは秘密です)
次は車体塗装ですが・・・結構作業が重いですね。
普通に塗って、内装色→マスキング→スカ・クリーム→マスキング→スカ・青→Hゴム色差し・インレタ→クリアー→マスキング→屋根グレー。

さて内装用の淡緑を塗ろうと思ったのですが、そういえば車内の間仕切りをまだ用意していなかったことを思い出しました。
いままで間仕切りはプラ板で作成し、塗装後に木工用接着剤で固定していました。
今回、保守性を考慮し真鍮で作成することにしました。

左は客室側から見た形、右は乗務員室側から見た形です。
窓の位置・大きさは適当です。
この間仕切りはL字型に曲げた板を2枚組み合わせることによって四角いダクトをその中に作りました。
このダクトは前照灯の電球からの配線を通す予定です。右のほうのスソに電線引込み用欠きとりを作りました。

これはクハのトイレ部分です。
当然扉表現は省略しています。
'070922
まず内装色を吹きました。
クハ正面も吹いたのは運行番号表示器が貫通扉窓に設置されているからです。
62系の特徴である車体スソ部分の表面仕上げや方向幕窓を埋めた跡の表面仕上げを確認します。
ちょっとサーフェィサー塗ったほうがいいかな・・・・・・。


塗装続き