いさみやロコワークス・ペーパーキット
オハ50系製作記録(6)

7.突貫竣工
5月末に藤沢にて湘南鉄道模型クラブの運転会があり、ご招待いただきましたので、これに間に合わせるべく突貫作業にて竣工させました。
しかし突貫作業であったため、予定外の部分や改善のため要修正の箇所も残りました。

また、当日の運転走行が初走行となりカプラー高さの問題など初めて明らかになった部分もあり湘南会に皆様にはご迷惑をおかけしました。
また暖かく見守っていただくだけでなく、ご支援もいただきました。
湘南鉄道模型クラブの皆様には深く感謝しております。ありがとうございました。
またこれに懲りず機会があればお呼びください。

オハフ50 171のトイレ側の妻面です。
貫通扉が奥まり、さん板が前にあるのがわかる角度です。
ホロ吊りは自作しましたが少しゴツすぎたかもしれません。
編成端になることを意識して連結器周りは電車並にディテールを追加しています。

ドア戸あたりゴムはサーフェィサーの地色です。
乗務員扉下の妙なカタチのステップは0.8mm幅帯板から自作です。これはTOMIX50系にはないステップ形状です。
ステップ左のハコはジャンパ栓からのケーブルが延びてきて収容されているのが実車写真から観察されたので、台車との接触も考慮し紙で作成しました。これはTOMIX50系にはないですハコです。
kadeeカプラーのナックルが下を向いているのは、運転会で位置が低すぎるのが判明したのでkadeeの磁気解放アームを上方に曲げたのですが、この時に力を加えすぎました。

オハフのトイレです。
流し管はエコーの新型タイプに爪楊枝で延長しました。(がこれが災いして湘南会で脱線したとき線路に引っかかり余計に脱線の原因になりました。
トイレの通気窓の楕円のゴムはあまりキレイなかたちにできませんでした。
トイレの点検口フタはプラスのフィルムを貼り付ける際、裏からケガキ針にて四隅を突いてネジ頭としました。

オハ50 120窓開け車です。
少し下段サッシがはずれかけていますね。

天賞堂ED77と連結してみました。福フチの車輌なのでありえないのですが・・・・
塗色的には問題なさそうです。
湘南会で、出会ったTさんに聞くとTOMIXの50系の色は異なるそうです。

オハの連結面です。
オハ50が他系列の車輌と直接連結することはないはずなので連結器はカツミ・エースカプラーを使用しました。


半年ほど要しましたがなんとか完成です。


その他
車輌工作と直接関係ありませんが、その後いさみやロコワークスにて久しぶりに車輌用ハコが入荷しました。
やっと50系客車を入れるハコができました。
'090913
ペーパーキットが入っていたハコからラベルだけ移植してみました。

さて、一旦収束した感のある当製作記録ですが、まだCLOSEさせておりません。
というのは、やはりオハフ50をもう一両ほしいというのと・・・・・・
20091108
こういうのも入手してしまったのであります。

そして、ず〜っと探していたものがやっと入手できました。
20100404
これで、50系客車が4連+2輌の一般的な6両編成が実現できそうです。
このあとはオハフ50とマニ50を着工してゆきますが、時期はいつのことやら不明です。


12系客車が塗装工程なので、マニ50に手をつけました。
瞬着漬けにして#280→#400で磨いたところ。
荷物ドアはスソ部分にある溝状のものを表現することにしました。
20100516
さらにサーフェイサーを吹きました。


一方、別に入手したオハフ50も瞬着漬けの上、#280・#400で磨いてサフェを吹きました。
20100523
妻板の窓は横幅が大きすぎるので1mmほど幅を縮小するため0.5mm紙を貼り付けています。
また貫通扉はマニ50とちがって引戸で奥まっているためその厚み表現のためのスペーサーを裏に貼り付けます。


ドア類に先にディテール表現作業です。
オハフ50の客用扉には0.5mmの洋白と115系用ドア手かけを貼付け。
その下のオハフ50の貫通扉には0.5mmの洋白。
左の乗務員扉ですが、オハフ50は例によって1/4円切り欠き表現のため、PLUSフィルムラベルを貼付。
マニ50は2100番台より乗務員扉がオハフ50と同様のものに変更されたので、それを表現することにしました。
2010.06.27
マニ50の乗務員扉の反対側、デッキ扉というのでしょうか、こちらは初期型マニ50と変化ないのでキットのままですが、外板より奥まった感じを出すのに0.5mmの紙を一枚挟んでいます。


ハコ組しました。
マニ50のほうは窓が小さく少ないので補強をたくさん入れてやりました。
これですごくガッチリ感がでました。
20100808
左は前作オハフ50です。
ここまで仕上げるのメンドくさいなぁと感じつつも二回目は多少習熟度が上がっているので、少し早くなりますかね・・・。