いさみやロコワークス・ペーパーキット
オハ50系製作記録(5)
6.塗装
いさみやのカラープライマーを塗装しました。
木製床板なのですが、一応サーフェーサーで仕上げていました。
床面はマスキングしておき、サフェ地肌をリノリウム床面と見立てることにしました。
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ゴテゴテといっぱいくっつきました。
左の二本のエアホースの奥には、またまた謎のハコがあります。これも木片から作成です。
恐らく空気系の配管だと思いますが斜めに二本あるのが目立つので追加しました。
Kadeeは#16を胴受けを通して装着しました。
室内仕切りをいさみや車体方眼紙0.3mmから切り出しました。
扉はアルミ合金のドアであったので、シルバーを塗装しました。
通常のドアと異なりデッキへ出るところのドアは両開きであるため窓を4つ開けています。
この後、ドア部分をマスキングし室内色を塗装します。
パイプ状のものはテールライト用のライトケースの予定ですが、実はこれも紙を巻いて作成しました。
光が漏れるのを多少防止するためついでにシルバーをぼってり塗っておきました。
内装色を塗装しました。
効果があるかどうかわかりませんが、ちらりとシルバーのドアが見えればよいです。
(ホントはアルミ合金なのですがステンレスドアみたいになってしまいました。)
内装仕切り側にライトケースを固定するのは、西武マニアさんのところのリンク先からアイデアいただいちゃいました。
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車体にも内装色(実は新京成キャンディピンク)を吹きました。
小物類の塗装です。
押込みベンチレーターをマッハ灰色#23で、幌は#23Bで塗装しました。
50系客車は屋根色とベンチレーターは同色のようですが、アクセントをつけるためにベンチレーターを別塗装としました。
またホロは単に汚れて黒っぽいだけなのかもしれませんが、実車の写真を見ると黒に近い色になっています。
したがって濃いめのグレーにしました。
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今日は風が強かったのですが、車体の塗装ができました。
ホロ吊りが昆虫の触角のようです。
予想されていたことですが、やはりこの交流電機と同じ赤らしいのですが強烈です。
Hゴムやインレタを入れた後のトップコートで適度に艶を落としたほうがよいですね。
台車は日光のTR55を使用しました。
50系は全台車の車軸発電機(台車マウント)されていますのでエコーの#1708発電機リブ付きを接着し、台車枠と車輪をいさみやのカラープライマー黒で塗装しました。
ドアヘッダーやクツズリなどを磨きだし、ほこりなども#2000耐水ペーパーで下地が出ない程度に削ります。
Hゴムはカラスグチで入れました。失敗しても修正ができるリキテックスを使用しています。
車体にはインレタで標記類を転写しました。
番号はオハフ50171・186、オハ50 120・122・123ですべて福フチです。
その後クリアにフラットベースを少し混ぜてみました。ツヤを押さえた仕上がりにしたのですが、つやがない分車体の細かなキズや凹みが意外と目立たなくなるものですね。
このあと、いさみやへ持参し、店頭のTOMIX50系と比較すると色調が少しちがいました〜なんでだろ・・・・。
ためしにベンチレーターを固定してみました。
本来50系の屋根の色は白っぽいグレーでベンチレーターも同色なのですがアクセントにグレーの濃淡にしてみました。
屋根の色が濃いことで少し実車と印象が異なる感じがします。
戸あたりゴムをマスキングにて表現しました。
実はゴム部分はサーフェィサーの地色のままです。
客用ドア点検フタまわりがキタナクなってしまいました。
20090524
オハ50です。貫通扉は内装色ですがドアヘッダー磨きだしです。
妻窓のサッシは紙でしたので少しゴツイですね。
客用椅子をカツミのプラ椅子で用意しました。
もともとこのパーツは背中合わせのイスしかなく端部のものはありません。
パーツを背もたれのところで切断すれば端部のものが2つ作れます。
ですが、スチロール系プラスティックをイトノコで切断すると、切削時に発生する摩擦熱などでイトノコの歯とパーツ材質の間で焼付きが多発してしまいます。
じきにイトノコが動かなくなり押し引きしているうちに歯が折れてしまいます。
そこでいろいろ試してみたのですが解決策を見つけました。
切り始めは発熱量も少ないのですが、ある程度切断面が大きくなると焼付きが発生します。
発生しそうな状況になる前に切り口に水を染み込ませます。そしてイトノコで切りながら追い水も与えます。
すると100℃を超えることがないためプラスティックの融点に達せず全く焼付きなく切断できるようになりました。
水を含んでいるのでプラスティっクの切子も飛散しません。
写真はペイントマーカーにてイスの肘掛やフチのグレーを入れたところです。
ユニットサッシの窓サッシです。
キットには洋白製のサッシが添付されていましたが、色が黄色っぽいので塗装しました。
50系がハコになったころ、登戸にて
阪鉄車輌;「TOMIXの50系に対して何か差別化したいんですよね〜」
村松さん;「それは、窓開けしかないでしょう♪」
阪鉄車輌;「えぇぇぇっ、貫通路さん板の車体同色だけじゃ、弱いですか??」
村松さん;「阪鉄さんなら、きっと窓開けしてくれるでしょ」
阪鉄車輌;「・・・・・」
キットのサッシパーツを切り刻み透明両面テープで張り合わせてみましたっ。
下段窓サッシ側の中さんは銀色塗料を塩ビ窓ガラスにカラス口で引いたものです。
でも仕上がりはイマイチでした・・・。
次、突貫竣工