いさみやロコワークス・ペーパーキット
オハ12系製作記録
3.車体ディテール(つづき)
進捗が遅いのですが、少しづつでも進めます。
下回りは、ほぼ終わったのですが車体ディテール未済部分を進めます。
50系客車の時にも作成したホロ吊りです。
10.0mm(内径0.8mm)パイプを長さ2mmに切断し0.3mm真鍮線にて折り返すようにパイプに通してハンダ付けするだけです。
折り返す際に、パンタ母線留めを真鍮線の通しておき車体側金具とします。
しかしスハフ12ノ最終型の正面だけは工房ひろのホロ吊り(軽量用)のロストパーツを使用しました。
ロストパーツはなかなかカッコよいです。
写真は二両のスハフ12ですが、屋根の排気管スス除けはKATOキハ82の余剰パーツです。
12系用と比べると少し径が細いようですが、流用してみることにしました。
20100404
連結面側は自作ホロ吊りで・・・・。
次は客用扉両側の手すりをどうやって固定すればよいか考えてもよい案が浮かびません・・・。
さて、あっという間に一ヶ月ほど更新していませんでした。
仕事がちょいと忙しくなったこともあるのですが、ず〜っとこの客用扉両側の手すりの固定方法ばかり考えていました。
考えるだけではなく試行錯誤もしておりました。
20100505
結局、手すり取り付け部の切り込みにイモ付けとなりました。
微細な位置決めのうえ固着を考えると、ハンダ付けできればラクなのですが、ペーパーなので接着剤でなんとかしなければなりません。
位置決めが厳しいので、いきなり瞬着はリスキーです。
エポキシだと硬化するまでに位置決めしたところからズレる可能性が高いです。
そこで木工用酢酸ビニルを使用し、生乾き状態で位置調整し最終固定に瞬着を流すことにしました。
木工用ボンドの比較的速乾タイプを使用したので自分的には適度な時間で固まり、弾力があるので少し位置調整ができます。
そして位置が決まったところで瞬着です。
木工用ボンドと瞬着で多少ダマになってしまうところもあります。そこはカッターナイフと#1000耐水で慎重に削り落としました。
強度的にはイモなので強くはないのですが、完全車体埋め込みタイプの手すりなので、なんとかなるだろうとタカをくくっています。
白帯の塗装は手すりの裏の車体だけ塗装されており、手すり自体は青一色なので、マスキングテープが裏を通ればよいわけです。
一両あたり8本、なんとか6両分はできました。
この手すりさえクリアできれば先は・・・・速い??
なんだか、わけわからん写真ですね。
これは、エコーモデルのNo1674サボ挿しの裏側をシールプライマーで塗装したところです。
前回の50系客車ではこのサボ挿しを接着剤で貼り付けたのではみ出しがあって見苦しい部分がありました。
今回このパーツをサフェ仕上げの車体にシンナー貼りするためパーツの裏にプライマーを塗装したわけです。
この技は、村松さんに教えてもらいました。
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この方法はなかなかよいです。
ハンダ付けよりラクです。(真鍮車体でこのシンナー貼りとるかというと、やらないと思いますが)
これが目的で12系作成しているわけではないのですが、113系作成時にて大量に余りが発生したこのパーツ、かなり捌けました。
あとは点検フタくっつければ塗装じゃ。
4.塗装
まず内装色から塗装です。
左は初期型オハ12なので内装色と同じクリーム色です。右は後期型なのでシルバーにしマスキングして内装色を吹きました。
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ドアの内側もシルバーを吹いてマスキングし内装色を吹きました。
次に車体内側から窓まわりをマスキングして、
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まず帯の白から塗装しました。
次は帯をマスキングして・・・・
マスキングして塗装する前の状態はあせって撮影するのを忘れてしまいました。
とりあえず青(新系列ブルトレ色)の塗装ができました。
塗幕がある程度乾燥したらマスキングテープをめくる結果発表です。
20100530
塗装後に別付けする予定の渡り板も塗装しておきます。
ちょっと白帯が太いような気もしますが・・・
貫通幌わくをすぐに磨きだして喜んでおります。
20100606
あとは屋根上小物を塗装しました。
12系客車はベンチレーター塗色と屋根色は同色のようですが、目立たせるため別塗装としました。
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