身延線・モハ62系電車製作記録(9)
6.塗装(続き)
KSキット添付のアルミサッシです。ほんとにアルミでできています。
アルミ板を打ち抜いたものであるため輝きのよい表は角が丸くなっています。
一方裏はバリだっています。
左は#1500の耐水ペーパーで裏面を水研ぎしてみたものです。
バリがなくなりシャープなのですが、あまりにもつやが無くなりグレーというかんじです。
実車もサッシがぴかぴか輝いている印象ではなく、何か白っぽく感じだったとおもうのでこれでいいのかもしれないですね。
これは正面パノラミック窓にガラスはめ込みをしてみようとクハ111の正面パーツから寸法とりしています。
高さ6.85mm・幅14.4mmを切り出せばよいようです。
さてマスキング吹き込み修正を行いかなりスッキリしました。
もう少し時間をかけて仕上げたいと思います。
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真鍮の地肌がでてしまったところは、部分再塗装をすることにします。
まず段差がなくなるよう耐水ペーパーで削りました。
部分マスキング
スカ・クリーム再塗装
スカ・ブルー再塗装
ツヤや塗膜表面は別として、色合いが大きくちがうことはありませんでした。
完全に乾燥させて再塗装による塗膜段差の修正をします。
関係ありませんが、専用のラベルを作成してハコに貼り付けてみました。
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タッチアップを行いHゴムをリキテックスにて入れてみました。
下地がスカ・クリームだとHゴムが入ったのかどうか見えにくいのですが写真で見るとわかりますね。
タッチアップしたつもりがまだホロまわりは滲んでいますね〜。写真を撮ると改めて気づきます。
まだ時間をかけて落ち着いて作業しなければいけません。
Hゴムを入れ作業を先行的に正面のみしていました。
しかしスカ色クリームにグレーのHゴムを入れても入れたのかどうかよくわかりません。
モノクロの写真など参照しスカクリームとHゴムグレーの彩度はどちらが高いのか???分析しておりました。
そしてリキテックスのNeutralGray6では白すぎるので黒と混ぜて濃いグレーにしたほうがよい結論しました。
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左が濃いグレー右がNeutralGrayのままです。
Hゴムがはいったことを確認しやすいのは濃いほうです。
この車体にはHゴムが多いこともありますが、スカ・クリームにHゴム色差しがこんなにしんどいとは思いませんでした。
認めたくないのですが老眼の影響かもしれません。
どうも作業スピードがあがりませんし、作業がつらいのでなかなかやる気もしません。まずいっ
もし湘南色だとHゴム色とコントラストがきついのでそうでもないと思うのですが・・・・。
最初からわかっていたことですがモハ62系は通常の戦前型旧型国電と異なりHゴム窓が多いです。
これを美しく入れるのが重要ですし今後の113系大量作成までに方法を確立しておきたいです。
リキテックスを面相筆で塗っていましたが、やはり一定品質の色サシができません。
あまり慣れないのですがカラスグチに切り替えてみました。
これまた、どうも調子よくありません。
そこで、いろいろ悩んだ結果、ペンタイプ文房具を試してみることにしました。
試したところマッキーは紙用であるだけに不透明でないので採用不可でした。
ペイントマーカーはややボッテリしますが使いやすいものでした。
スカクリームにはグレーのHゴムはホントに映えませんね。
しかしなんとか一定レベル以上のHゴム色さしができました。
クハ111ではなくてクハ66のトイレ窓です。
キットにはこの上部だけ車体内側に倒れる窓のサッシを表現するパーツが添付されていません。
結局、洋白板をHゴムにぴったりはまるように切り出して窓部分を切り抜くことにしました。
この作業用にクハ66の犠牲になったサハ111からトイレ窓部分を切り出し治具にします。
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切り抜いたものをマスキングテープで仮止めしてみました。
Hゴムの内側に少しシルバーが見えるようにしました。
下においてあるのが現物です。
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キット添付のアルミサッシにクリアを塗装しました。
サッシを耐水ペーパーで磨くことも検討しましたがあまりにも艶というか輝きが失われてしまうのでやめました。
まだ続きます