身延線・モハ62系電車製作記録(5)

5.ディテール作業・続き


なかなか細かい作業が進みません。

エコーの車側折畳ステップを貼りつけました。
このパーツは微細ですがとてもよくできています。
新性能電車には欠かせないパーツだと思いますが、取り付けが大変です。
屋根には「いさみや」の昔ながらのホイッスルを割りピンで取り付けました。
少しオーバースケールですが・・・・。さらにこの上に耐雪カバーを取り付けます。


ホイッスルにカバーを付け、発炎筒も取り付けました。
さて、この東海型Faceの特徴はパノラミックウィンドウであります。
そしてかどのカーブガラスと正面平面ガラスを継いでいる「ピラー」の部分の表現をしてみました。
KSキットではHゴムは薄い板を貼り付けりようになっております。
このHゴム板に「ピラー」も表現されていますが、単に帯板状です。
この帯板「ピラー」の0.6mm各線を貼付け断面が三角形になるよう削りました。
見る角度によってはオーバーなものになってしまいました。
'07.07.22
これでやっと車体はひと段落したので、次は下回りにとりかかりたいと思います。


6.下回り
やっと下回りに着手です。
でも今週は台車の組み立てだけで終わってしまいました。
'07.07.29

日光モデルのDT17は枕バネの前を通るブレーキ引き棒を別パーツ(真鍮線)で表現するようになっています。
これは同様の特徴を持つDT20についても日光モデルは同じ表現手法を採用しています。
以前モハ80の台車DT20にこの引き棒を接着剤で固定したつもりで組み立てたところ、触っているうちに取れてしまったことがありました。
模型の場合、台車の枕バネ付近を持つことが多いため、この付近の部品の取り付けには考慮が必要だと考えました。
そこで今回は取り付け強度を上げるためダイカスト用ハンダではんだ付けすることにしました。
しかし、このハンダとフラックスが普段使用しておるものと全く異なり、ぜんぜんうまくはんだ付けできません。
エライ時間かかってしまいました。
クハ66用のDT13とTR48にはエコーの障排器をつけました。
MPギアによる動力化の予定ですのでモハ62の片方は床板の改造が必要になります。



正面スカートまわりに着手することにしました。
連結器の胴受けはエンドウの一般電車用を使用します。ロストワックス製です。
スカート自体はKSキット添付のものを利用します。
キットパーツをよく見ると、なんと2輌のクハ111でスカートは奇数偶数のそれぞれ別形状のものがはいっていて驚きました。


胴受けにネジ穴があります。胴受けを直接床板にハンダつけしてもよいのですが、このネジを利用した正面スカート周りユニット化してみることにしました。
スカート取り付けように適当な真鍮板を胴受けに付け足しました。

KSのスカートはオリジナルのままですと高さが大きすぎるので1.5mmくらい短くしています。
スカートを合体させるにあたっては胴受けとスカートのスキマが0.5mmくらいになるようにしました。
エコーのホワイトメタルジャンパ栓パーツを載せる台も取り付けています。
07.08.05
裏の補強材を0.6mmの角線で表現してみました。
スカート先端はもう少し稜線をシャープにしたほうがよいですね。


やっと車体と組み合わせました。ついでに耐雪ホーンやさん板・ジャンパ栓などのホワイトメタルパーツも付けてみました。

台車軸箱のスピードメーターをつけました。例によってダイカスト用ハンダです。

モハ・サハ用床板です。

MP用穴あけ・修正しました。
’07.08.12
とりあえず台車が付くようになりました


モハ62の床板です。
中央梁だけを1×2.4×1のチャンネルで表現しました。
横さんは、省略します。以前キハ26で表現してみましたが、完全に自己満足ですた。
床下機器を取り付ける高さスペーサーだけハンダつけしました。

もう一両のモハはMP動力化します。
CANONモーターを仮組みして床下機器の配置を考えます。


日光モデル・旧型電動車(C)を用いました。
モハ62はMGが追加されているのがモハ72と異なります。
コンプレッサーの向こうにフクシマの30kVAのMGです。

反対側からの撮影です。
モハ62のMGは113系冷房化にともない余剰になったものを転用したそうです。
したがってほんとうは20kVAのMGです。
'08.08.19
クハ66の床板も梁だけ付けました。
クハは002と303で床下機器配置がちがうので、じっくり確認しながら位置決めしてゆきます。


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