身延線・モハ62系電車製作記録(3)

4.モハ112・113からモハ62へ改造

これはまずモハ112の800番台改造を2両行うようなものです。

トースカンでアマドイ高さを罫書きました。
そしてこれを基準に800番台相当の低屋根部分を罫書いてゆきました。
作業は大きなガラス板の上で行うのですが、これは奥様が通常顔面作成時に使用している作業机です。(お化粧台などと呼んでおります)


とりあえずイトノコで屋根板を切り落としました。

07/02/11
開口部切断面を仕上げるにあたり強度がないので妻板を接合しました。


まず、斜めに部分を0.4mmに板から切り出しました。

07/02/18
低屋根部分も0.4mmの板から切り出し、斜めの部分に載せるように取り付けました。
大掛かりな改造のようですが、以外に簡単にできました。


さて低屋根部分ルーバーは800番台車輌(モハ62はすべて低屋根なので基本番台)の一種の見せ場かなと思いました。
実物並みに3枚フィンも表現したいな〜と思ったので、地道に作成するしかないかと考えました。
まず、0.3mmの真鍮板を車体屋根肩部分に押し当てて曲げ、ルーバーの幅に切りそろえました。


ルーバー部分に貼り付けました。
あまといの上端位置とルーバーの下辺に少しだけすきまができるようにしたつもりです。
2007/02/25
写真はルーバー部分を切り抜いてルーバーの枠だけを残した状態なのです。
が、四角い穴から車体内側が見えてヘンな感じですね。

久々に作業しました。

ルーバーのフィンを0.2mm用白板から切り出しました。
断面をさらにヤスリでけずりカミソリの歯のように先を薄くしました。
これらを積層します。
屋根板裏に1枚目、次にスペーサー、さらに2枚目、再びスペーサー、そして3枚目と張り重ねることにしました。

裏側です。少しハンダつけがきたないのです。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、1枚目のフィンと屋根板の間に0.3mmの真鍮線をはさんでハンダつけしました。
これはルーバーのフィン先がわずかに下見状態になっていることを表現するためです。
07/03/11
この写真ではわかりにくいかもしれないですが、まぁまぁの出来になりました。
800番台モハはめんどうでした。

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