身延線・モハ62系電車製作記録(2)

3.クハ111−1000代からクハ66へ改造

そもそもクハ111−1000ではなく地上型の普通のクハ111があれば問題ないのですが、たまたまオークションで落札したものが1000台でした。早まって落札した気もしますが・・・・
運転室助士側後ろの側戸袋窓が723mmの1枚窓ではなくクハ66は通常の419mm戸袋窓と515mmのユニットサッシに改造します。
真鍮板から自作も考えましたが、微妙なスソ絞りカーブやユニットサッシのふちのでっぱりをキットと同様レベルに仕上げる自信がありませんでした。
そこで、なんと
に犠牲になってもらうことにしました。
これはオークションで格安で入手できたので、こんな贅沢な手段を選択できました。


サハの手配もできたので戸袋窓部分をアマトイ高さ以下切り落としました。


無残な姿のサハです・・・・・・・。
こうなると他に転用のしようもないです。


やっと地上型クハ111になりました。


連結面側妻板です。
貫通扉がキットに含まれていませんでしたので自作です。
窓ガラスは押さえがね固定と想定しHゴムなしです。
目立たないところですがドアヘッダーを付けてみました。


ハコにしました。KSのキットは正面と車体断面が比較的よく合致しました。
正面と側面の継ぎ目部分はまだ仕上げていません。
やっとクハ111状態になりました。

06/10/21
このキットは、正面と側面を継ぐ位置が珍しい位置だと思いました。
正面パーツはかなり深い絞りだと思うのですが、きれいプレス出来ていると思います。
運転士側正面窓が側面に回りこんだ部分とそのすぐ後ろの小窓の位置関係が少し気になります。
小窓の位置が少し高く見えるのですが・・・・修正するかどうか考えるところです。


しばらくHPの更新をサボッておりました。

62系電車の最大の特徴は車体スソ部分です。
113系キットのスソを折り返す技術はありません。
そこで断面が三角の帯板を作成して貼り付けることを思いつきました。
帯板はタニカワキットに入っていたウインドシル用ノ帯板です。
これを適当な真鍮角パイプにハンダ付けしヤスリで断面を削りました。
角パイプなので一度に4本作成できます。


車体スソに貼り付けてみました。
車体断面形状としてはまぁまぁなのですが、やはり車体外板とスソ帯板の継ぎ目をスムースに仕上げるのが課題となります。

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