大ミハ クモユ141−1+クモニ83017

大阪鉄道管理局・宮原電車区のクモユ141−1・クモニ83017が竣工しました。(2006/9/23)
晩年と言うか、おなじみは高崎のほうに配置されていたようですが、新性能電車ガイドブックにあった「新製当初は大ミハに居た」の一言だけを根拠にしました。
京阪神の113のアタマにくっついての運用があればおもしろいのですが、そんな写真はないことから単独運用であったと思います。

製作記録 
       
クモユ141 1(エッチング板改造)

クモユ141です。
Hゴムだらけの側面窓なのですが、がんばって全部ガラスをはめ込みにしてみました。
超透明両面テープが役に立ちました。
抵抗器のハコはエンドウの153用のものをばらして上下さかさまに取り付けたものです。


パンタ側の台車を動力台車にしました。
カワイのインサイドギアの枠が見えますが、通常とは向きを逆にして正面から見たときわかりにくいようにしました。

クモニ83017(モデル8キット改造)

もともとのキットがよくできているのでたいして改造する部分はないです。
写真でわかりにくいですが、運転室下正面に金に輝くものはラッパ型のホーンです。


抵抗器には耐雪カバーのわくを付けています。


シンプルな形態なのですが用途が特殊な車両だけに個性的ではあります。
運行番号表示は付けてよかったですね。

屋根上もとってもシンプルなんですがパンタ母線は0.5mmパイプと0.3mm真鍮線で太さを変え、色も細い部分は黒にしてやりました。

新性能系と旧型国電系によるカオの違い・アマトイの高さの違いだそうです。


運行番号2663は適当ですが、実際にこの番号で運用している写真がありました。
どこの線区でいつの時代かわかりませんが。
ちなみにこの番号はテプラ名人であるうちの奥さんに作ってもらいました。


なんと言っても、この作品で準佳作をもらえたことが嬉しいです。


模型を入れるハコについてクモユ141用のものは当然ありませんでした。
いさみやのハコにエッチング板にあったロゴ部分を切り継ぎして塗装したものを貼り付けました。
その後、KRCとは神戸レールクラブの略であることが判明しました。
16年前にKRCにて同エッチング板による競作が企画され、その一部が市場に流れたものと思われます。
この場を借りて、KRCに感謝いたします。