クモハ32002製作記録(3)

さて車体・床下工作もひと通り終わりました。
両運・単行運用の国電は初めてなのですが、両運で自走できない模型は自分としてはちょっとありえません。

動力化ですが、ここまで工作してしまうと、
MPギアはありえません。
インサイドギア・タテ型モーターも床板の穴埋めしましたので却下です。
パワートラックも床板の穴埋めしましたので当然不可です。くっつきません。
そこで、

LazyJackのツリカケ動力ユニットを手に入れました。
いさみや店頭最後の1組でした。なのでモーターユニットが2コだけです。
クモハ32002は1M車なのでおそらくパワー的にはOKだと思います。
平ギア駆動なので多少の惰行が期待できると思われます。
1台車に1ユニット装着し、カウンターウェイトにフクシマのダミーモーターを設置するつもりです。
これで車輌正面から見てもカッコよくなるはずなのですが・・・・
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問題は、排障器ですね。
写真はエンドウの80系等用です。(つまりクハ86を想定してますね)
クモハ32002の排障器も形状はこれにイメージ的には近いものがあります。
しかしクハではなくクモハなので、この取り付け方法ではモーターが入りません。

正面からの見栄えをよくするために排障器と台車内の吊り掛けモーターをバランスよく見えるように台車加工をしなければなりません。
どのようにするのか検討中です。

とりあえず排障器をエンドウのマネをして作ってみました。

1mmのアングルをベースに適当な真鍮材をくっつけました。
ここまでは割りとカンタンにできます。
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台車の端バリから生えているところまで作成してみました。
この端バリをどうやって台車に固定するかが問題です。


枕梁から真鍮板で進行方向へ延長部分を継いでその先に固定しました。
延長部分を単なるイモ付けだと強度的に不安があるので切り込みを入れてなるべくハンダしろを大きくしました。

組立てたところです。
どうも端梁の位置が高く排障器の位置も高いような気がします。

大改造しました。

これならまぁまぁです。


というわけで生地完成です。ヘッドライトは仮パーツです。
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意外と主電動機って見えないですね。
しかし、こうやって拡大すると、キタナイもけーですね。
次はいよいよ塗装になってしまうのですが・・・。

塗装工程