キハ81製作記録(広島のI田氏の報告)@

製作記録は私と広島のI田氏のものをそれぞれ独立して掲載します。

(原文のまま)
2009.06.01

ボディがふにゃふにゃだと何もできないので、「まず箱にしよう」と言うことで、後妻板、客ドア、乗務員ドアを取り付けました。
妻板屋根カーブはKATOキハ82とほぼ同じに見えました。雨どいをうまくつければ編成しても大丈夫かな?

・次に、スカートと取り付け板、スカート上板を組みました。
(双方でカーブが異なっていましたが、実物のスカート形状が、やや角ばって見えましたので、スカート側のカーブを尊重し、取り付け板カーブを無視して取り付けました。

・ボディ前端のスカート欠取り部へはめ込み、スカート上板を治具にして、ボンネット下部のカーブを整形、スカートとともに半田付けしました。
(ボンネット下部は丸みのある形状に見えましたので、スカート上板のカーブを尊重しました)

キサゲもやすり整形もしていません。一応洗ったので真鍮色がきれいです。)


2009.06.09

さて今週の進捗ですが、予定通り進んでいません。
写真は、現物あわせの基準を考えるため、テープでモックアップ?を作ったものです。
あちらこちら隙間だらけですが大体 図に似た感じに見えませんか?

運転室窓下の分割部分のカーブを整形し、これを基準面にして、ボンネットを前に作って行くしかないと考えました。
が、阪鉄さんは屋根を先につけていますので、そのほうが良いのかも?と言うことでもう少し考えます。

ちなみに車体先端部はぐにゃぐにゃになっており、スカート上板の形状に合わせるのに難儀しました。
(写真の状態はだいぶ苦労した後のものです。)


2009.06.14
阪鉄車両さんから、
「屋根をつけて、ボディをしっかりさせないと窓周りの工作は出来ないよ」
「窓が立ちすぎて、実物とはイメージが違いすぎるので、何か工夫を」
とアドバイスを頂きましたので、初めに屋根をつけてから、窓周りを取り付けることにしました。

前面の基準にする部分を屋根カーブに近くなるように接合した後、所定の場所へはまり込むよう窓枠側を少しずつ削りながらあわせます。
阪鉄さんのアドバイスに従い、センターピラーを寝かし加減になるよう、窓枠上下の曲げ角度を調整し、屋根との微妙な段差が見えるようプレスパーツをラジペンでいじりまくってみましたが、なかなかうまい具合には決まりません。

そのうち、力加減を間違えて完全に折り曲げてしまい、泣きながら元の形に近いところまで戻したところで(集中力が切れてしまったため)、半田付けしました。
前頭部の二つの部品は、基準面のカーブに揃う様、調整した後、継ぎ目がほぼ平面になるよう接合しました。

写真は、先に組んだ窓部分と合わせて見た処です。(ボンネットは置いただけで、半田付けはしていません)
窓の立ち加減と先端の尖り方は、こんな感じですが、広島のI田としては、妥協できるところなので、サイドの合わせとガラリの造作を考えて行こうと思います。

2009.06.14
ボンネット下部は車体側を削って合わせる気でしたが、阪鉄さんの状況を受け、ボンネット下部を切断し、合わせることに変更したため、 削りすぎた車体下部を継ぎ足し、ボンネット下部を削って形にしました。

サイドに3mm帯板貼って、くりぬいたところで、力尽きました。
(板貼って、穴あけて、形決まったところで、キサゲかけたら、
「ぐにゃり×××!」、こんなんばっかりや!)
こんな調子で、まだボンネットが完了しません。本当に完成出来るのかな?


2009.07.06
@ボンネット工事
基本的に阪鉄車輌さんの記事に従い、テープで保持した両サイド部を少しずつ削りながら、中央部のラインに合わせ、半田付けしました。
その際、ボンネット先端部との接合部が大きく凹んでいましたので、半田を盛って、整形しました。

A窓Hゴム
0.5×0.2洋白を使い、窓形状に合わせて曲げ、貼りつけましたが、位置決めに苦労し、何度か修正するうちに、熱でゆがんでしまい大変醜くなっております。
が、貼りかえる気力はありませんでしたので、ここまでです。
センターピラーは0.8Φ真鍮線を半丸に削り、半田付けしています。
(阪鉄車輌さんは角線を尖らせていますが、実物写真ではなんとなく丸く見えたので・・・)

※運転席窓横は少し凹み気味でしたので、半田盛って整形中です。

Bヘッドライト
ライトケースの形状をいさみやさんの画に合わせ、後部をやや細く削りました。
ケース上部は曲線に見え、下部のカーブも違って見えましたので、ケース上を少し曲げ、ライト取り付け部の形状も上下少し削って合わせました。
実物では運転席上部から窓上にかけ、ライトケースがやや下がっているので、そうなるよう頂部でエイッと曲げ、取りつけてみましたが、今一下がって見えません。
ケースのサイドは削りすぎたので、半田で埋めなおすのに往生しました。

Cライト
下部の標識灯はそのまま取り付けましたが、ヘッドライトと非常灯?は保留です。
阪鉄車輌さんのようにヘッドライト縁の形状をつくり、非常灯をエコーシールドビームに交換するかどうかもう少し考えます。
(シルバーのライト見てニヤニヤ出来るよう:阪鉄車両さんと仕様をそろえるかもう少し考えます。)
ホーンカバーはまだ作っていません。そのうちそのうち・・・

D排気管、ヘッドマーク
排気管は角穴明けて、2mmアングル×2と1.8-1.5Φパイプで作りました。
(今回は、写真ありません、またそのうち)
少し余裕が出たのでヘッドマーク付けました。
目視ではあまり気にならなかったのですが、なんかゆがんでいますね。
付け直すと曲がって大変になりそうなので気力の回復を待つことで、保留としました。

次回進捗へ