キハ81製作記録(阪鉄車輌)@

製作記録は私とX氏のものをそれぞれ独立して掲載します。

2009.06.07
50系客車いじっているうちに先越されたっ。
挽回してやるっ。進捗スピードを競ってもしかないですね。
私も当然KATOのキハ82を所有しております。当然これに組み合わせることを前提に組上げます。
なのでKATOに仕様を合わせるところは合わせるように考えました。

どうもさきっちょが、ひん曲がっておるように見えます。
まちがってX氏に状態のいいほう渡してしまったか〜失敗っ。

KATOで表現されているものは付けま〜す。
ドアヘッダーを0.3mm洋白帯板で、キットオリジナルのドアHゴムはKATOと比べるとゴツかったのでちょっと削りました。

キハ81の連結面側には貫通ドアがありませんので切り抜きました。
ホロはKATOのものをつけてやろうと思ってKATO用に長穴を3つと、KATOのアンチロールダンパをつける予定なのでそれにあわせた穴あけをしました。
あとはてかけとジャンパ栓受け用の穴デス。

排気管があることに気付いたので改造です。
パイプはエコーの外1.2mm・内1.0mmです。
三方に水切りみたいなものがあったので表現してみました。

連結面側工作できましたって、これはフツーの工作でどってことないですね。
私は「くろしお」に仕立てたいので位置が異なるプレス表現のサボ受けは削りおとしました。
ドア戸袋下部に点検用フタがあるのでKSの165系用のパーツを貼り付けています。
タニカワは車体スソに出っ張るステップ部分を別パーツで延長するという変わった構成ですが、このフタが継ぎ目隠しに有効です。
側面の窓下に小さなグリルがあったので穴あけてやりました。

KATOのキハ80と連結させるためにKATOのキハ80系用ASSYパーツを探しまくりました。
密着自連タイプはみつからず困っていたら銀座の天賞堂でオハネフ25用のものを見つけました。
しかし、汚物タンクが一緒に表現されておりますが、コイツを無理やりキハ81に移植しますっ。

床板はどういうふうにすればいいのか、さっぱりわからないのでKATOを分解しました。
なんだかメンドーなカタチしてます。

なんとかKATOの連結器がその弾力でパチっと固定できるようにカタチを真鍮で再現しました。
タテ型モーター用の床板穴があったので当然埋めています。工作台にころがっていた切れ端を集めたので寄木細工みたいになってます。

これでKATOのキハ81だっ。

とりあえずブルドッグ後頭部までやりました。
ここまでの進捗では、本格的格闘はまだしてません。


2009.06.14
いよいよキハ81の正面窓を取り付けようと思いました。
しかしそのためには窓下部分の左右に分かれたボンネット付け根部分を接合する必要があります。

ボンネット部分の車体断面に合わせたカーブにする必要があるので、これだけのためにジグを作成しました。

ジグと言っても0.5mmの真鍮板にいさみやの図面を貼り付けて抜いただけです。

後傾した正面窓はパーツは車体材料より少し薄い0.3mm厚でしたので、特に側板と段差がないように注意しました。
なんとか正面窓を固定しましたが、窓抜き落としプレス形状がヘンだとか、センターピラーが太いとか、それ以上にな〜んかヘンです。
そうです、正面窓の傾斜が立ちすぎすぎなのです、実車はもっと寝てます。

正面窓の下端先端部分はもっとボンネット開口部に迫っております。
これは手直しするしかないです・・・

で結果がこれです。だいぶよくなりました。
一旦ボンネットにハンダつけした部分をはがし、正面窓下端の先端部分で左右に切り離しました。
そして真鍮帯板で先端部分を延長させました。

まだハンダつけ部分の仕上げ前なので少しキタナイです。
先端部分を延長させた帯板は少し大きめのものを使用して切り離した左右のものとイモツケするのですがそれでは不安ですので、0.5mmの足ができるように削りだし車体に穴をあけて差し込むようにしました。
センターピラーの真下部分に出っぱりがあるのが延長追加部分の足です。
正面窓のプレス抜き落とし形状はひどいカタチでしたので整形し0.3mm洋白帯板でHゴムを表現しました。
センターピラーはクハ111でやったのと同じ方法です。0.6mm洋白各線をハンダつけしその断面が△になるよう削りました。
プチ格闘第一弾でした。

さて続いてはボンネットをマトメなければなりません。
しかし無視できないのがこのサイドノグリルです。
あまり考えはないのですが3mmの真鍮帯板を貼り付けて抜きました。
(背景は鉄道ピクトリアル・アーカイブスセレクション14の表紙です)

つづき