キハ26・414 その2
競作の課題車輌です。
第二回競作のテーマ選定はかなり密室的に行われましたが、これは阪鉄車輌としても利害が一致しております。
他のメンバーのみなさん、すみませーん。
キハ26 401〜
国鉄最初の準急用気動車です。
55系気動車のもとグリーン車キロ25です。ナンバーは福フチに最後までいた414に決定しました。
資料が少ないので想像部分が多いのですが、両ホーン原型・正面ホロありとします。
下回り
車体の作業がほぼ終わったので、下回りに移ります。
11/27
床板はキット添付の木製板です。
簡単にサーフェイサーで木目を消して、0.5mm厚の紙を1mm幅に切ったものを貼り付けた、なんちゃって床台枠です。
台車は手持ちのエンドウDT22です。
床板前後の真鍮板は連結器取り付け用の台座です。
ペーパーキットを組むと妻板下部内側に3mmの木片を付け床板とツライチにすることが多いのですが、これに連結器を直接固定すると連結時に発生する引張・圧縮応力や衝撃を紙の車体に与えることになります。
なので、私は床板に固定した真鍮板を延長して連結器の台とすることにして応力や衝撃は床板で受けるようにしています。
なんちゃって床台枠はやはり横の梁の数が少なすぎます。
なので、適当ですが倍増させました。
上の写真で載っていない機器は灰色に塗装する予定なので、塗装後の固定の予定です。
これで少しホンモノっぽくなりました。
日光モデルの床下機器は旧型国電用のものしか知らなかったのですがホントに良く出来ています。
なお水タンクはフェニックスのパーツです。
写真ではよくわからないかもしれませんが、DMH17Cエンジンのオイルパンのまわりのエンジンブロックに固定するネジアタマをすべて表現されています。さらにエンジンオイル抜き用のフタも表現されています。
トルコンの頭のふたの周囲のボルト表現も泣けてきます。
これは裏返して眺めろということなんでしょうか。
こちら側にデカいエアフィルター缶があるということは、OHV(OHCということはないでしょう)なら反対側はエグゾーストマニホールドということになり、排気管を工作せよと言っているようなのですが、資料がなくてよくわからず未工作です。
DMH17系のような直8エンジンはDML30のような水平対向と異なり、エグゾーストマニホールドは1系統しかないはずで、1エンジン・キハは排気管は1本でよいような気がします。
ツインエンジンのキハ55や52が屋根に2つ排気管があるのは理解できますが、キハ26や17系・20系シングルDMH17車はなぜ屋根に2つ排気管があるのでしょうか?車体設計を標準化しているだけでしょうか???
上下さかさまの写真です。
フクシマのエアホースを付けました。
ステップは帯板から自作です。
これに消火器箱と社内放送ケーブルジャンパを追加の予定です。
12/4
今後の気動車大増備に備え、KATOのキハ58をサンプルに購入しております。
車体高さをチェックしました。少し低いような気もしますがホロワク高さは合っているので、とりあえずいいことにします。
ベンチレーター見直し
押し込みベンチレーターにエコーのパーツを使用しようと思っていたのですが、どうも幅が広くイメージと違うのでエンドウのものに変更することにしました。
エンドウのものはフチが表現されていたのでこれを削りおとしました。
幅広がエコー、幅狭だがちょっとゴツイのがエンドウ(フチ削り後)。
エンドウ採用に決定。
タブレットキャッチャーも取り付けました。
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上の写真と大して変化はないのですが、ずっと悩んでいた社内放送用ジャンパーケーブルにエンドウのパーツを付けました。
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これで真鍮キットのキハ26と合わせて生地完成としました。来週塗装ができると嬉しいです。
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