京阪神・東海道本線113系快速作成記録・その12

4.塗装
4.3.車体(つづき)

クハの塗装はげをどうするか、いずれにせよ塗るしかありません。ヘコんでいる場合ではありません。
部分修正塗装でいくことにしました。
塗った後は#2000ペーパーで継ぎ目を修正する予定です。
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広範囲に修正塗装するにも正面にはもうこれ以上厚塗りしたくありません。
マスキングしている範囲に限定しました。乗務員ドアを利用し、あとは正面に回りこむRの頂点にしました。
塗ったあとの段差を#2000で削るのですが、Rの頂点なのでけずりやすいだろうと考えました。
問題は正面窓とドアの間の部分をいかにキレイに仕上げることができるかですね。
白いのはプライマーを筆で薄く塗ってみたものです。


翌日、気をとりなおし塗りました。かなりの厚塗りです。
でもマスキングを解いてから段差を削れば・・・・。

#2000で削りまくって、なんとかリカバリました。ちょっと手すりが太くなったけど。

さて二色ぬりあがってところで、修正・Hゴム色差し・磨きだし・インレタの作業です。
修正はある程度でキリをつけて、Hゴム色差しにかかりましたが・・・・・当初より予想されていたことですが、Hゴムが多い!
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少し作業しました。スカクリームにHゴム色差ししたときは、色付いてるのかついてないのいかわかりませんでしたが湘南色はその点わかりやすいです。
今回は本格的のいカラスグチを使用しました。いままでうまく使いこなせなったのですが、やっとコツがわかりました。
もう筆なんか使えな〜いってかんじですね。


屋根塗装のために車体をマスキングしております。

このあたりから徹夜の突貫モードに突入したため、ほとんど写真を撮っておりません・・・・・・。
自分は何日徹夜できるのか限界への挑戦という状態でした。
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一応完成に近い状態で写真を撮っておりました。旧作のクハ66といっしょに写しました。

どうも4徹くらいできるようなのですが、あまり続けると幻覚や幻聴が現れるというハナシもあります。
幻覚は見てみたい気もするのですが、アブナいので一旦仮眠しました。
仕事で徹夜すると頭痛がすることが多いのですが、模型では全く頭痛がしません。シンナー吸ってるからかな〜。

その他

今回仕上げにおいてこだわったことがありました。
クハ111のシールドビーム前照灯はKSのレンズパーツが適合します。
しかしこの径2.45mmというのがクセモノで、確かにライトケースにぴったりはまります。
しかしレンズがケースより突き出しデメキンのようになってしまいます。
また実車を正面から見ると、ライトケースの円周部分はフチとして突き出しておりその内側にライトレンズがあるかというとそうではありません。
内側に薄く車体色の部分がありさらにその内側にレンズがあるという風に見えます。
旧作クハ66ではKSのレンズパーツをそのまま使用したためデメキンですがクハ111ではこのレンズを2.1mmまでドリルレースして、レンズが少し奥まった印象を再現しました。
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ちょっとこの写真ではわかりにくいですが、レンズの上辺にライトケースふちの影がかかっていてパッチリした印象になったと喜んでおります。

行き先表示はまたテプラで作ってもらいました。
今回も好みでいろいろ入れておもしろがることにしました。

上りは「米原」と「安土」。安土という歴史的な地名が気に入っています。
運行番号は実在のものだと思いますが大タツ車の番号かどうか不明です。

下りは全国区的地名の「播州赤穂」「姫路」に、
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「西明石」。なじみの駅名の文字が入るとそれだけで満足してしまいます。
ほかに「大垣」、「京都」、「大阪」や「網干」、「上郡」、「岡山」などありましたが、クハが5輌しかないもんで・・・・・