京阪神・東海道本線113系快速作成記録・その8

2-3.車体ディテール作業

車内仕切り
クハ111とサロ110の室内仕切を作りました。
・クハ乗務員室仕切(0、0’、2000の三種)
・クハ トイレ仕切
・サロ乗務員室仕切
・サロ トイレ仕切
・サロ デッキ仕切
従来プラ板で作成していましたが前作のモハ62系から真鍮板で作成することにしました。

特に0’クハの乗務員室仕切は複雑なカタチであるため手間がかかりました。
手前の0番台クハの仕切板、運転台後ろはオリジナルには窓があるのですが冷改車にはないように思えましたので、窓はありません。
何かカバーのようなものは実車にあったわけではなく、前照灯・尾灯の配線を通すカバーにします。
右のサロ乗務員室仕切は、そのままでは車内に入らないので当然2つに分割(変形T字型に2分割)するようにしています。


サロ110乗務員室側


サロ110トイレ・洗面所側


クハ111 0番代


クハ111左から2000番代、0’番代

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クハ111トイレ側
車体内側はキタナイのですが公表しました。仕切りはいずれも5・2・2mmチャンネルにネジを切って、これに4・4アングルをネジつけるようにして取り外し可能にしてあります。


3.下回り
ようやく下回りにも着手することになりました。

3.1.台車
台車は日光モデルTR62・TR59・DT21を使用することにしました。
特にクハ111のTR62は実車がDISKブレーキであるため通常のブレーキシューはありません。
日光モデルのTR62は401系や103系初期タイプの使用を可能にしたため?ブレーキシューの表現があります。
したがってブレーキシューを切り落とすところから始まります。

右奥の台車は製品オリジナルのTR62です。手前の2つはブレーキシューを切り落としたTR62。
中央はサロ用のTR59ですがこれもDISKブレーキになっているためブレーキシューを切り落としました。

鉄道ピクトリアル’08.05(#803)の表紙が草津線のクハ111−700ですがスノウプロウがはっきり写っています。
ということもあり、クハ111−700用のスノウプロウを自作しました。
クモユ141のときとほぼ同じ構成ですが雪かき部分を0.8mm板から削りだし上端のカエリを表現しました。
頑丈なものになりました。

装着してみました。ちょっとしか見えないですね。
実物並に13mmゲージだとスノウプロウのおさまりもよいのですが、16.5mmですとスノウプロウが実車より広幅ぎみになっていしまいます。

DT21は特に加工部分はありませんが、揺れ枕をハンダ付けしました。12連になると台車の数もハンパではありませんね。

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キット添付の床板をMP対応に改造しました。

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