京阪神・東海道本線113系快速作成記録・その5

2-2.車体組み立て

2-2-1.モハ112・モハ113
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とりあえず作業が単調になりがちな中間車から組み始めました。
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0.7mm帯板でアマドイを付けました。


モハ113新旧の連結面に手カケをとりつけました。
こちらは車体アングル補強材まで固定でき車体組立てはほぼ完了です。
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モハ112の連結面にも手カケを取り付けました。
特に0番台のほうはパンタ周り配管に着手しました。
高圧母線と避雷器配線までしましたが空気作用管は未着手です。
母線は今回もエコーノ0.5・0.3パイプに0.3mm線を付きさしています。
避雷器配管留めはいさみやの割りピンですが、今回は屋根に2mmの長さの0.8mm帯板を貼り付け台座表現をしました。
今回はいままでずっと省略してきたパンタ鉤ハズシリンクを表現することにしました。


2-2-2.サロ110

サロ110は試作ステンレス車の900番台です。
キットにはドアまわりの枠がないかったので洋白帯板で表現しました。
寸法がよくわからなかったのでユニットサッシとほぼ同じ寸法としましたがオーバースケールっぽいです。

キットには洋白エッチングのステンレスコルゲート部分が添付されています。
これは方向幕窓がないオリジナルの姿なので改造が必要です。

いずれにせよ、そのまま腰板部分にコルゲートパーツをハンダ付けすると側板がひん曲がりそうな気がしましたので、先にアングルを固定することにしました。
エコーのアングル固定ジグを使用します。

なんとかできました。
方向幕窓は改造だけ行われ実際には使用されずめくらまどのままであったようです。
したがってKSの方向幕窓用Hゴムを表面に付けました。
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阪鉄車輌初のロザ、しかもステンレスカーです。
しかし日本初のステンレスカーは腰板部分の連続コルゲート長も日本一だと思うのですが、どうでしょう?
ふだん利用している東急8500系を見慣れていると非常に珍しく、なかなか日本ばなれした美しい姿です。
湘南色で塗装してしまうのが惜しい気がしてきました。
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やっと、サロにもあまどいを貼り付けました。
コルゲートの関係でモハやクハよりあまどい高さが0.5mmくらい高くなりましたが、実物写真を見るとモハより少し高いような気もします。


2-2-3.クハ111初期タイプ
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とりあえず初期タイプクハから組みました。
正面パーツと車体との接合部分が中途半端な位置なので継ぎ目修正作業がけっこう大変です。
側面〜屋根〜側面と3面全周を修正しなければなりいません。
まだ完璧に仕上げることができませんでした。

一日中磨いてなんとか継ぎ目がわからなくなりました。

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クハにもあまどいをつけることにしました。
先端部分は細くなっているので、0.7mm帯板を2枚適当な真鍮板に貼り付けて三角形に削りました。

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あまどいと、運転台側乗務員てすりを取り付けました。
今回は単に真鍮線をコの字型に曲げて車体に突き刺すだけでなく、工夫してやろうと試行錯誤しましたが、結局従来工法となりました。
ただし曲げて水平部分の断面をやすりでけずって半円にすることで少しでも実物の雰囲気が出るかと思いましたがほとんど効果なしでした。

車体補強アングルも取り付けました。
反対側のてすりも付きました。

2-2-4.クハ111-0'番台タイプ

こちらも組みました。
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ユニットサッシ車は継ぎ目ポイントは助士側乗務員扉後ろだけです。
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これでクハの車体組立てはほぼおわりです。

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