京阪神・東海道本線113系快速作成記録・その4

2-1-4.連結面パーツ ディテール作業
連結面の本格的ディテール作業は車体がハコになってからだと思いますが、モハ62で経験したとおり妻板への穴アケ作業はハンパな数でありません。
そこで穴あけだけでも先行して作業します。
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左の一枚だけ正確にモハ前位妻面の手カケ類の位置をケガき0.4mmで穴あけしました。(28コ)
わかりにくいですが、貫通扉左側は手カケ以外にエンドウ製「妻面ダクト」取り付け穴もあけています。
貫通扉右側の穴のパターンはモハ後位妻面にはありません。
さて、この妻板をガイドにほかの妻板に同じ穴をあけます・・・・・・・。何本歯を折りますでしょうか・・・・・・・。
・モハ前位妻面(28)×4
・モハ後位妻面(14)×4
・サロ妻面(12)×1
なおクハの連結面には手カケがありませんので穴アケ不要です。


穴あけが終わったので、貫通扉を貼り付けました。
貫通扉はHゴム付きの洋白製を使用しました。
Hゴム部分を平たくヤスリがけし塗装後磨きだせば押さえがね風に見えるでしょう。
写真は見難いですが、ドアヘッダーを貼り付けてあります。

2-1-5.ドアパーツ
113系のドアは両開きドアです。
KSのキットパーツを使用します。

入手したキットの年代が異なるせいか、ドアパーツがちがいます。
新しいものはドアスソに手をかけるくぼみを表現していますが、古いものはその表現がありません。
それほどめだつものではありませんが、あるとないとで印象がちがいます。
エコーのドアを曲げることも考えましたが、窓の形などがかなり形状が異なるため断念しました。
くぼみありは注目度の高いクハに使用し、くぼみなしはパンタまわりに注意がゆくモハに使用することにしました。
またドア下部のくつづり表現は削りおとします。

左がプレス折り返しの靴ズリを削り落としたほうです。
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KSの1300mm靴ズリを付けました。

2-1-6.運転台ユニット・パーツ
前作のクハ66では省略してしまいましたが運転台を用意することにしました。

エコーのホワイトメタルパーツです。
ちゃんと裏の250Wヘッドライトとテールライトの位置?(逃げ)が穴として用意されています。
しかし今回はヘッドライトとテールライトとも点灯化する予定です。
したがって、またまたこの運転台ユニットに大穴をあけます。
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運転台ユニットを設置したところです。
この運転台ユニット設置位置調整とは、穴あけ位置の調整なのですが、正面パーツを車体に固定してしまうと、この調整作業がしにくくなりますので、このタイミングで行います。
車内側から見るとライトケースのパイプが貫通しており、設置した意味があまりなさそうな気もします。

しかし運転台ユニットが正面からちらっと見えるのは事実なので、少しディテールアップすることにしました。

スタフ立てを追加することにしました。これはSaka-J氏がクハ76の運転台ユニットに追加していたのパクリです。
3mm帯板から5mm切り出し0.8mm真鍮線を左側に固定して照明カバーとしました。
脚は0.4mm線です。

これつけて正面窓からちらっと見えることを期待したいのですが、わかりますかねぇ。
ここまでやるなら、ついでに乗務員室・室内仕切りも作成することにしました。

左の3枚は乗務員室が拡大された’0番代・2000番代にて貫通扉の助士側に使用します。
残りの5枚は共通で貫通扉の運転台側に管通路へ斜めに張り出すようつけます。

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2000代クハに付けてみました。どちらかというとスタフはあったほうがよいでしょうか?
室内仕切りは淡緑の室内塗装をすることにて目立つことを期待しましょう。

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