京阪神・東海道本線113系快速作成記録・その3
2-1-3.正面パーツ ディテール作業
'070930
やっぱり、ホロワクだけいじいりたくなったのでやってみました。
KS添付パーツに1mm帯板を周囲に立てました。
しかし問題はホロワク上部に旧国ホロワクにはない水切り(気動車ホロワクにも同様のものがあります)を表現する必要があります。
この水切りをハンダ付け細工でできるかどうか・・・・
'071008
試作してみました。左が試作品です。
エンドウの新性能電車用ホロを取り付けるのに余計な出っ張りは不要なので、下り側クハには右のものを使います。
別途作成していたホロワクを取り付けました。
上の2つは京都向きクハ、下は姫路向きですので塗装後にホロをつけます。したがって水切りはつけていません。
これでクハ111らしくなってきました。
'071028
ホロワクの内周が凹んでいて、角線を曲げて作成したホロワクではないことを強調しております。
ホロのこの部分だけはプラ製完成品にはない表現ができました。
250W前照灯はデカイだけに目立ちます。
ライトケース横にあるクランプを表現してみようと思い試作してみましたが、KSキットオリジナルパーツはパイプ断面がゴツいのでドリルレースさらってみました。1コさらいすぎてつぶれてしまいました。
250Wライトケースはデカ目玉クハのポイントですので、形のよいエンドウ製パーツを入手しました。
レンズ押さえの先端がシャープですし溝も上品な仕上げです。
再度、金具をはんだ付けしました。
キットに添付されていたテールライトケースです。
左のものはテーパーすら表現されていません。
ドリルレースして形を整え、点灯化のためにライトケースを延長します。
初期タイプ・クハの正面窓下には空気取り入れ口を表現しました。
'071111
'071118
手すりやステップを付けました。さらに正面窓ピラー加工・ワイパー取付け穴をあけて正面工作は終わりです。
右下の下り向きクハにはホロを乗せてみました。
'071123
正面パノラミックウィンドウのピラーを加工しました。
今回は0.6mmの洋白角線を貼り付けヤスリで断面を△に削りました。銀色であることもあり引き締まった印象を受けました。
KSのHゴムの上に貼り付けたのでガラスよりの部分は真鍮なのですが目立たなくなりましたので、このピラー部分は無塗装でもいいかもしれません。
そして貫通扉に見える運行番号表示器も取り付けてみました。
このクハ111の前頭部のディテール工作作業は完全に前頭部のユニットだけで作業できてしまいます。
これは非常に作業がしやすく、旧型国電にはあまりない特徴ですね。