クハ68414製作記録
飯田線のクハ68です。半流クハ55からの改造です。
この電車は正面助手席側の窓が二段窓(中サンがあるだけで開かない)であることが特徴です。
手持ちにクハがなかったので谷川のクモハ60のキットから改造の予定です。
これで飯田線系電車の偶数車不足を解消してゆきます。
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ずいぶん古いキットで¥4800という価格が時代を物語っています。
1.妻板改造
まず400番台なのでトイレによる連結面窓を片目にします。
谷川のキットなので0.4mmの板をはめこみました。
左は正面貫通扉です。谷川のパーツのプレス製貫通扉腰板に中さんを0.5mm帯板で入れて、いさみやのハコサボを取り付けました。
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正面パーツに貫通扉を付けました。プレス製なので少しサッシの表現が甘いのですがこのまま使用することにしました。少しハコサボの位置がずれているのでこの後修正しました。
2.車体組み立て
客用ドアはKSのプレスドアに交換しました。
谷川のキットでは豪快なはんだ付けが楽しめました。おかげでサッシ部分に少しはみだしてしましました。
正面パーツも接合し、継ぎ目を仕上げたところ。谷川のキットは寸法がよく合ったので大きな修正は必要ありませんでした。
運転台窓は一旦0.3mm板で完全に埋めました。
その後0.2mm板をHゴム窓の大きさに切り出し、低融ハンダをしようし20Wのハンダこてではりつけました。
そしてイトノコでくりぬきました。
また、クモハ60の車体キットでしたので正面かどに屋根へ上がるステップ穴がありましたのでこれを埋めておきました。
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クモハ60の車体キットでしたのでパンタ穴も埋めておきました。
次は二段窓改造です。気が重い。。。。
とは言え、真鍮スクラッチビルドしている師匠のことを思えばたいした事ない。
サッシ下段を削りました。
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サッシ下段を再現しました。
タニカワのキットだと外板から下段サッシ表面まで1mm近いオフセットがあるので少しオーバースケールです。
今日は塗装しようと思ったのですが、雪がガンガン降っており止みそうもないし寒いしハンダ付けすることにしました。
シルヘッダーを貼り付けました。少し雰囲気がでてきました。
タニカワのキットに添付されていた帯板をそのまま使用したのですが少し厚いようです。
模型の下の板はベーク板です。表参道で忘年会があったのでIMONで買ってしまいました。
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確かに二段窓ですが厚めの外板・シルのおかげで凹凸印象の強烈な模型になってしまいました。
あまといはりつけ
ピノチオの引き抜きあまといを貼り付けました。
特に正面は焼きなましたあまといを曲げて作成しました。
左右を別々に曲げて正面中央にて継ぐようにしてみました。
どうも左右であまといの曲がり具合がちがうような気がします。
正面ほろ枠
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帯いたにてホロワクを表現してみました。
ホロ枠がついてやっと実物雰囲気がでてきたような気がしました。
本当は連休に塗装をしなければならないのですが、つい真鍮工作に走ってしまいます。
一気にくつずりや手すり類を取り付けました。
Hゴム支持の運転台窓が平面なのがおわかりいただけるでしょうか。
貫通ほろわく上にはホロ掛けのようなものがあるので真鍮線でY字型のものを付けました。
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ちょっとシル・ヘッダーやたてどいの凹凸がオーバーですし運行窓も少しデカいような気がしますが、半流国電の雰囲気でたので喜んでいます。
ディテールパーツを取り付けました。
ホロワクの下辺の両隅には垂れたホロがホロワクにかぶさらないようにするためのもの?が付いていますので1×1アングルを焼きなまして付けてみましたが、左右で形状が揃いませんでした。
他には以下のようなものを付けています。
エコー・半流国電用さん板
エコー・2連ジャンパ栓、1連ジャンパ栓。
エコー・締め切りコック
いさみや・釣り合い空気溜め
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下回り塗装しました。