2004.1.26−28 
鹿児島本線 特急「つばめ」乗りおさめ
<2日目 その1>


前夜の天気予報では微妙に前半は雪という悪い予報。
ということで、西鹿児島行き寝台特急「なは」と特急「つばめ」が薩摩大川駅で行き違いをするのを撮影するつもり。
朝6時起きで、天気予報を気にする。やはり夜と予報は変わっていないが、降水確率が高くなった。
このため、薩摩大川で撮影をして、そのあとどうしようか。
とりあえず、鹿児島7:06発のJRで西駅へ向かい、西鹿児島7:25発、特急「つばめ4号」へ乗り換え。これで川内まで乗っていく。
自由席は乗車率50%ほど。意外と利用客は多い。
途中、伊集院、串木野と停車するが乗降が多い。短区間の乗車が多く見受けられました。

川内で普通列車へ乗り換え。こちらは私服ではあるが学生が多く乗っている。
でも、その学生たちは次の上川内で降りてしまった。残った車内は乗客がまばら。1両に数人しか乗っていない。
車掌が車内検札が来たが、3両編成の電車なので移動のほうが大変そうである。

薩摩大川8時半頃に到着。
降りるとこの時間から駅のホームでは工事をしている。
どうも第3セクターになった際、ホームを列車の乗降口の高さと合わせるようにかさ上げするようです。
ここの現場監督さんが「次(の列車)は上り、下り同時進入で9時17分です。約50分あります。」と指示を出していた。
すると、その現場監督さんが私へ声をかけてくれた。「なはを撮りに来たの?」って。
「はい」と答えると、「9時17分に来るからね」と教えてくれた。
風がやや強く、某チームのタオルマフラーを首に巻いて、手袋をして、ニット帽をかぶって完全防寒体制。
ついに雨が降りだし、霧雨から時間と共に小雨になってきた。傘をさすほどではないけれど。

9時15分、遠くから踏み切りの警報と電気機関車のモーター音が聞こえてきた。
いよいよ「なは」がやってくる。カメラを構え、駅に入ってくるのを待つ。
あとは撮影タイム。「つばめ」もやってきて、約20秒ほど両列車が停止状態。
やがて「なは」が西鹿児島へ向けて動き出した。
写真撮影はとりあえず終了。ここだけで36枚撮りのフイルム1本を使ってしまった。

このあと天気が東シナ海側では望めないため、とりあえず西鹿児島方面へ戻ることにしよう。


上り特急「つばめ」と下り寝台特急「なは」のすれ違い(薩摩大川駅にて)


試運転の肥薩おれんじ鉄道の車両(阿久根駅にて)

(文・写真:ねもちゃん)

旅の報告TOPへ
TOPページへ