2002.10.5 初の当番

 浦和レッズのホーム試合では自由席の入場順番を試合前日の朝に抽選し、試合当日の朝6時に再集合して点呼するシステムになっているそうだ。
 私の入れさせてもらっているグループも持ち回りで当日朝の点呼に参加するようにしている。ついに私もその当番が回ってきた。この2ndステージから1名欠員となったので、入ってくれとのことだった。

 私は都内に住んでいて、地元の地下鉄の始発電車ではこの点呼に間に合わない。だから、近くのJR駅まで2キロほど歩いて、どうにか6時5分前に着くことができた。5時半くらいなのに浦和駅から浦和駒場スタジアムへ向かう道のりにはこの点呼に参加する人たちの姿が多く見られた。9月も半ばを過ぎて外の空気はひんやりしていた。

 6時になると、点呼が始まり順番にシートを広げていく。私たちもシートを広げて場所を確保する。それが終わると、先輩に「もう、開門までやることはないよ。」と教えてくれた。実はこの日は夜のゲームなので開門は16時30分。昨日は残業で遅く、ほとんど寝ている暇がなかったので、一旦自宅に帰って寝ることにした。正直なところ、ちょっと寒かったので寝ると冷え切ってしまい、寝られなかったのだ。

(文:ねもちゃん)

 

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